呪ペディア

(2015.7.11発売)
「2」のミニゲーム要素であったバスターズが1つのゲームになって登場。

「2」と同じ。
花子さんはパトロールモードでのスカウトやブーストコイン(特定の妖怪が出やすくなるコイン)で入手出来る。
日記帳は超モードのGババーンや黒鬼討伐の報酬で主に入手出来る。

大きな変更点はないが、攻撃時のボイスが一新されている。
今までの「のろ〜う……」と低音ボイスだったのが一転し、明るめの声で「のろ〜ん！」と話すようになった。なにがあった。
無料大型更新データの月兎組では更にボイスが更新されており、
「あはっ」「のろっちゃう…！」と、「2」のあのおどろおどろしい感じはどこにいったんだ？？？？と驚愕ものであった。
ちなみに「のろ〜ん！」はこのバスターズのみのボイスであり、
以降の作品では月兎組のボイスが採用されている。
また、月兎組に更新してしまうと聴けなくなるのがたまに傷である。

得意、苦手属性に変更点はなし。
ステータス（※レベル99時、個体差は無視）は以下

HP	405
攻撃	126
妖力	236
防御	173
速さ	ふつう

新たに『暗黒の術(※吸収の術の上位技』、『回避』、『疾風ステップ(※回避の上位版)』
を習得。技コマンドがAボタンの『こうげき』以外に新たにXとYボタンにコマンドが追加された。

「2」のカテゴリでも話したが、今作の呪野花子はひいき目なしでも非常に万能であり優秀である。
まずは攻撃と回復を行える暗黒の術を習得。妖術には属性がついてある術が多いのだが、この術は無属性のため相手を選ばない仕様になっている。
また自身のスキルが『呪いの天才』からドレインの吸収率を上げてくれる『はなさない！』に変更になっている。
（※吸収率の上昇値は、与えたダメージの1/2の量を回復する）

更に上記の通り、相手の攻撃を回避出来る『回避』や『疾風ステップ』も習得出来るのが強みである。（進化前の花子さんは習得しない）
中でも『疾風ステップ』は回避＋のけぞり攻撃（相手の行動をキャンセルする効果）を持っている。
自身の攻撃＋回復を行える妖術、攻撃を回避できる技、吸収率上昇スキル持ちというまさにアタッカー仕様に生まれ変わった。

それだけではなく、耐性面でも優れている。
彼女の弱点は『岩』であるが、ビッグボスには岩属性を扱うボスがほとんどおらず
天敵というものがいないのも強みである。

必殺技は前作と変わらず『呪いのラブレター』であるが、猛毒のレベルが異常に高く
ビッグボスやとりつき無効妖怪以外の敵にヒットさせると、あとは逃げるだけで相手が自滅するという鬼のような性能になった。
まさに『必殺』技である。お前はもう死んでいる・・え？妖怪だからもう既に死んでるだろ、という野暮なツッコミはやめてください。
トキヲ・ウバウネのミッションでは上級怪魔五人と必ず戦わないと先に進めず、
極モードになるとかなりの脅威になってしまうが、彼女に敵全員を引き付けて必殺技を当てると20秒もかからず倒せてしまうので時短にもなる。
ともだち確率が低く、周回を重ねる必要があるマスターニャーダやふぶきちゃんのミッションなどにも有効である。
また、次回作のバスターズTにもこの仕様は継承されており、三神エンマや神妖怪の周回の大幅な時短に一役買っている。


勿論ではあるが弱点もある。妖術アタッカーゆえの宿命か、ダメージを与える手数が少なくどうしてもボス討伐に時間がかかるのである。
妖術はチャージして放つものであるため、そのチャージ時間中に攻撃が一切出来なくなるのが弱みである。
そのため、『手数の多さ』『攻撃の素早さ』が要求される真チャレンジミッションには不向きである。
しかしそれ以外のミッションでは吸収系妖術による生存力の高さ、疾風ステップでの回避、通常敵に確定一発の必殺技と、万能に戦えるのであるから、やはり優秀なことには変わりはないだろう。

ストーリーには一切関わらないが、月兎組のストーリー『最終選抜！バスターズウォー！』では
ネタバレリーナ、雨女、不怪のパーティの中にひっそりと参加している。かわいい。そして喋って欲しかった。
このチームは「２」で新しく追加された女の子妖怪たちであり、今後の展開に期待・・したかったが叶わなかった。

バスターズハウスの休憩室などでは話しかけることが出来る。

今からミッションに行くの？呪いの準備、しておくね！

ブツブツ・・今はダメ呪い中なの・・。ブツブツ・・

あたしをメンバーから外したら、毎日呪ってあげるね！

交換時
あたしのこと大事にしてね。そうじゃないと・・呪っちゃうぞ！

「２」の項目で話したが、やはりどこか乙女で献身的な様子がうかがえる。
そして呪いの準備とはなんなのか。バスターズビーグルで小一時間問い詰めたい。

ちなみに赤魔寝鬼や白古魔のステージではポールにぶら下がって降りるのだが、
一瞬ではあるが彼女の生足を拝むことが出来る。ありがてぇ・・ありがてぇ・・・

「２」のZメダルから一新し、筆ペンタッチで描かれた力強いイラストがメダルに描かれている。フレームは黒色。
デザインはこちら


日記帳を手前に投げて本の呪いを放っており、とても勇ましくかつ不気味である。
絵柄がとてもかっこよく発売を待っていたのだが

結局未発売のまま終わってしまった。

これについてはとても悲しい出来事であり、発売に踏み出さなかった真相はやぶの中である。