呪ペディア

（2016.4.2に発売）
従来のフィールドを駆け巡るRPGではなく、バトルは行動順ターン制でありスーパーロボット大戦のような戦略性に富んだゲームになっている。
妖怪を動かして挟み撃ちにしたり、多彩なギミックでバトルを有利にしたりして進めていく。
また今回より妖術属性の得意不得意に加え、妖怪の種族の得意不得意も追加され、より戦略性に富んだゲームとなった。
この妖怪別種族の得意不得意はソーシャルゲーム「妖怪ウォッチぷにぷに」などにも搭載されることになる。

「２」の時と同じ方法のため割愛。
花子さん蔡琰（※さいえんと読みます）はお決まり、夜のさくら第一小学校で出現。
呪いの日記帳はゲーム内の宝箱やクエストで入手出来る「ガラクタ」を30個集めるとゲットすることが出来る。
またチャレンジバトル『超・黒鬼呂布』、協力バトル『超・プリズンブレイカー曹彰』討伐後の報酬でもゲット出来る。

種族やランク、スキルは「２」のものと同じのため割愛する。
ただ、いくつか変更点がある。
スキル『呪いの天才』は「悪いとりつくの範囲が広がり、効果が長持ちする」という効果に少し変更されている。
妖術や とりつく も回数の制限があり、妖術は3回とりつくは2回になっている。術名ととりつく名、効果は「２」と同じである。
妖術やとりつくの回数はレベルアップによって増えていく。

また、上記にあるように属性の相性と種族相性も今作は加わっている。

攻撃する種族＼攻撃される種族	イサマシ・ゴーケツ	フシギ・ニョロロン	ポカポカ・プリチー	ブキミー・ウスラカゲ
イサマシ・ゴーケツ	-	○	-	×
フシギ・ニョロロン	×	-	○	-
ポカポカ・プリチー	-	×	-	○
ブキミー・ウスラカゲ	○	-	×	-

となっている。ブキミー族はイサマシ・ゴーケツ族には強いが、ポカポカ・プリチー族には弱いことになる。
属性の得意不得意は「２」と同じものである。

妖怪三国志においては衣装が和装になってたいたり一部妖怪は髪型が変わっていたりするが、呪野花子蔡琰もそれにあてはまる。
一言で言い表せないが平たく言うと　

かわいい
とてもかわいい
めっちゃかわいい


のである。何回も言いたくなるがキリがないので割愛する。
百聞は一見にしかず、なのでまずは画像を見てほしい。



右手にはいつもの日記帳を持っているが全体像はかなり変わっている。
従来のセーラー服から薄紫色の着物をまとい、帯や袖の色も紫で統一されている。
頭の装飾にも紫の花があったり、冠にもよく見ると紫色の水晶がはまっていたりと、どこか大人っぽい妖艶な姿になっている。
名乗りボイスや相手を挟み撃ちにした時の掛け声も不気味かつ妖艶なものになっているので是非聞いてみてほしい。
というか妖怪三国志の名乗りボイスや挟み撃ちの掛け声は全て新規になっており、
中にはとてもえっちな・・いや、セクシーなのもあるので全国の小学生たちが心配になる。イザナミとかは是非聞いてほしい。

三国志の呪野花子、花子さんに宿る武将は蔡琰という女流詩人である。
蔡文姫（ぶんき）と記すこともあるが、ここでは蔡琰と表記する。

音楽や文学にとても精通しており、後に父の『蔡邕（さいよう）』が遺した蔵書４００編余りを誤字脱字なく復刻した。
位の高い家に生まれてなおかつ才色兼備で華やかな人物・・とは裏腹に、一人目の夫が死別しその後遊牧民に拉致されて二人目の夫に無理やり子供を二人産まされたり、
またその子供と無理やり引き離されたり、三人目の夫が処刑にされそうになったりとかなり不幸な人生を送った。

生没年も定かではない彼女だったが、しかしながら彼女が後世に残していった影響はとても大きい。それは書（書体）である。
父の蔡邕から筆法を学んだ蔡琰は鍾繇（しょうよう）という書家にその筆法を伝える。
その鍾繇の筆法は衛夫人に伝わり、衛夫人の弟子に伝わっていく。この弟子は後に『書聖』と呼ばれるようになる 王羲之（おうぎし） である。
現在では楷書や行書など様々な書体があるが、蔡琰の筆法がなければ、伝わっていなければ、現在の文字は変わっていたかもしれない。

上記でも話した通り蔡琰は二児の母である。
それゆえか、本編の呪野花子と三国志の呪野花子には胸囲のメリハリがつけられているように見える画像がある。
これがその画像である。




わかりづらいので拡大してみよう





おわかりだろうか
若干、若干であるが蔡琰の方に膨らみがあるのである。
これにはスタッフGJ！！と言いたくなるが、正式なことではないので確定というわけではない。
しかしながらこれにはGJである。